マザーボードの入替時チップセットの差違による動作不良とドライバの入替

AMD690G搭載のECS 690GM-M2 Plus
このマザーボードが駄々をこねまして、電源系の異常によりWindows7でKernelPower41を連発する状態に。
電源交換、メモリー交換、BIOSのNVRAMリセット、全部駄目でした。
検証用HDDにwin7を入れて一晩置いておいたところ、5回もKP41でBSoDが発生してたログが・・・。
というわけで
コンデンサ交換したりとやってみたいところはあるのですが手間と金がかかりますのでやめます。
マザーボードを入れ替えます。
が、同じマザーボードはありませんし、中古の使えそうなマザーボードで都合を付けます。
有ったのはソーテックのPC。
中身のマザーボードはこれまたECSのMCP73PVT-SM
GeForce 7150 / nForce 630i 搭載のマザーボードです。
AMDからNVへというまるで違うチップセットに、OSの環境を生かしたまま移行をするに当たっては、まずHDDの接続インターフェイス(IDE/SATA)のドライバをMicrosoft標準のドライバに戻しておかないと駄目です。
Intel・AMD・ATI・VIA・NV・ULi・SiS
等々、メーカーが違えば使うドライバも違いますし、同じメーカーでもチップセットのサウスブリッジの違いでも使うドライバが違います。
MS標準(というかOS標準)であれば基本的には違いを吸収してくれます。
IDE/IDE互換SATAなら 標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラー
AHCIなら Standard AHCI 1.0 Serial ATA Controller
等です。
また、チップセットによってはチップセット純正ドライバとしてATAのドライバが無く、OS標準ドライバで動かすようなチップセットもあります。
今回のAMD690GはWindows7環境下では標準ドライバで動いていました。
なので、特に気にすることなくAMD690G環境のHDDをNVのチップセットマザーボードへ接続。
OSはすんなり起動したのですが、ここでややこしいことに。
UltraATAのデバイス(標準デュアルチャネルPCI IDE) と
High Definition Audio Controller と
Open Host Controller Interface
の3デバイスが
このデバイスが使用できる十分な空きリソースが見つかりません。
このデバイスを使用する場合は、このシステム上の他のデバイスのいずれかを無効にする必要があります。 (コード12)
ということでエクスクラメーションマーク(!)が付いたままドライバをロードしてくれません。
いろいろと調べた結果、どうやらAMDのチップセットドライバの一部が残骸として残っていたようです。
残っていたのはこれ
PCI Express (3GIO) Filter Driver
amdpci.sys
これのデバイスを削除すると、NV側の様々なデバイスが再ロードされるようになりました。
ただ、コード12になっていたデバイスは再ロードされないかもしれません。
その場合は
Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピュータに PCI Express 拡張シャーシを接続すると、エラー メッセージ “コード 12” または “コード 31” が表示される
http://support.microsoft.com/kb/942959/ja
のレジストリ操作をすることで再ロードされると思います。

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