DELL StudioXPS 1340 OSが起動できない

DELL Studio XPS1340
Windows7の起動フラッグの画面で止まったまま起動してこないと言うことでご来店。
確かに全く起動してこない。
動きを見ると、何かのドライバーを読み込んだ瞬間止まってるように見える。
先だってHDDだけ取り外して検証機でファイルシステムのチェック。
SMARTの値も正常、ファイルシステムに不整合無し。
Update失敗や強制終了によるシステムの不整合かと思い、セーフモード起動を試みるもこれも同じ
何かの拍子にOSのロードが止まってしまう。
そしてなんと
windows7の修復モード起動も、Windows7のインストールDVD起動でもこけて起動しない。
えらいこっちゃえらいこっちゃ　
物は試しにknoppixで起動してみる。
なんとすんなりと起動。
でも一つだけおかしい箇所がある。
マウスポインタがタッチパッドをいくら操作しても動かない。
でもタッチパッドが動作不良なだけでOSが起動しなくなるものかどうか確証が持てません。
そこで、仮のHDDにWindowsXPをインストールして状態を見てみる。
まずCDブートはOK、パーティション作成OK、HDDフォーマットOK、初期ファイルコピーOK
すんなりと進んで再起動し、グラフィカルで起動
ここでもグラフィカル画面でインストーラーが走りすんなりとインストールが終わってしまった。
インストール画面ではもちろんマウスポインタは表示されてきません。
そして再起動
見事にフラッグ画面で止まった。
ということで、次、またXPを改めてクリーンインストール。
そして、デバイスの登録などが終わって、一時ファイルの削除などが行われる当たりの終盤、XPのインストール画面でshift+F10キーを押すとコマンドプロンプトが出てくるので、そこでdevmgmt.mscとコマンドを発行、デバイスマネージャが起動してきます。
見事に　PS/2マウスのデバイスに！マーク
デバイスマネージャ上からPS/2マウスを無効にしてインストールを終わらせ再起動させたところ・・・
正常に起動してくるWindowsXP
はい、タッチパッドでほぼ特定です。
タッチパッドが異常になるだけでWindowsが起動しなくなるなんて初めてのことですが・・・ｗ
というわけで、StudioXPS1340を開け、タッチパッドの結線を外した状態でXPのシステムを起動します。
もちろん正常に起動。
これで結線を戻した状態で改めて起動し直して
止まれば物理的な障害
動けば単なる接触不良
結線を元に戻して電源オン！
正常に起動しました！
元のWindows7のシステムが入ってる顧客のHDDに戻します。
無事に起動！
というわけで、タッチパッドとマザーボードを繋いでるケーブルの結線不良ということで片付きました。
該当の箇所はここ

左右をまたいでる短いフィルムケーブル、これの右側が接触不良でした。