[ツーリング]冬を迎える前に 足尾~いろは坂~金精峠 その2 足尾本山

庚申ダムを後にし、山道を登っていくと、小滝地区が現れます。
小滝の選鉱所・精錬所跡
ここも高低差を利用した選鉱施設があったのでしょう。
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小滝の坑口
封鎖されたトラス橋が手前に有るので、一発で分かります。
単管で厳重に封鎖
だけど入ってる人は入ってるんですよねぇここ・・・
この坑口から本山坑口までほぼ直線で貫いてます。
そして途中で横から通洞坑が接続され、丁字上になってるのがヒント。
その他中小の坑口と、縦横無尽に広がる備前楯山の地下坑道。
入りたい方はにゃーんとどうぞ。
私は遠慮しておきますw
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さらに登っていくとかじか荘があります。
そこから先、ゲートで封鎖された道と、鋭角に右折する道があるので、右の方へ行きます。
しばらく登っていくと道路上にシカの死体や、日本猿などを横目に見つつ、登り切ると舟石峠
開けた駐車場が会って、備前楯山への登山口にもなっています。
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登山する気は無いので峠を過ぎて下っていきますと、訪れるのははげ山の備前楯山北麓
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本山抗前までくると、まだホッパー跡や坑道内へ通電してるであろうハエタタキが
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この小屋の横に本山抗坑口があります。
ハエタタキに懸架された12本の電線がこの小屋に入って行ってます。
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むかーしむかし、2003年頃に撮った本山坑口
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今は厳重なゲートがあってたどり着くのは厳しい。
その反対側には本山神社へ向かう参道
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参道入り口横には昔の浴場跡もあったり
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一つ目の鳥居
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そこを過ぎると道が礫だらけに
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昔はこの建物も建っていたのですが、今は建物だった何かになってしまった。
現在がこれ
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2003年はこんな状態でまだ壁があった。
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更に昔、記憶では25年前あたりまではまだなんとか建物の体を成してたと記憶してます。
そしてこの建物跡を過ぎると沢を渡る木橋が有ったのですが、なんと崩落
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橋台だけが虚しく残る
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廃墟脇を通っていくと斜面が地味に足場となって虎紐まで用意されてるという有りがたい状態に。
沢を通過すると、灯籠
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右にあるのは崩れた鳥居
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左には石碑
右から読んで敬神愛国
碑文は達筆で書かれてます。何処かしらにこの碑文の資料も有ると思います。
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更に石段と灯籠
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登ると、鬱蒼とした中に更に灯籠と手水鉢
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そこから左へ行くといよいよ神社
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参道がほぼ直角に曲がって神社正面となるので、全体を正面から撮るには結構な広角レンズが必要になってしまうので斜めから撮るしか無いのですが
魚眼トイレンズで真正面からなんとか全体が撮れた
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M4/3 M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO欲しいっすなぁ・・・(希望小売価格 170,000円 無理いいいい)
拝殿の裏には本殿が有ります。
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柱の根元がいろいろとお疲れのようで、しかもお社をワイヤーで引っぱってるという荒技
ワイヤーで吊るくらいなら単管でもいいので基礎をなんとかしてもいいのでは・・・
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灯籠もだいぶお疲れ
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それでもまだ地元の方か、それとも古河の方か、新しいお供え物が
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拝殿前の鳥居の建立は明治二十二年四月吉日
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今までの写真を見てお気づきかと思いますが、本来石で作るべき代物のいくつかが銅山らしく金属で出来ています。
そのせいで腐食や疲労破壊で壊れてしまってるのはちょっと痛々しい。
そして、落橋した橋から先、灯籠やら狛犬やらある辺りまで、ちゃんと下草が刈られてるのはちゃんと最低限管理はされていると言うことに。
このまま朽ち果てていくには惜しいのでなんとか対処できないものでしょうか。
ちなみに2003年の本殿はこんな感じ
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神社参道の途中から本山抗前が少し一望できます。
今と
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昔(2003年)
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建物が一つ消えてるくらいかな?
お参りが済んだら精錬所跡を拝む。
といっても今じゃもう3連の硫酸タンクしか面影が無くなってます。
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2003年
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当時は精錬所跡の建屋もまだ健在でしたが、今はもう綺麗さっぱり
食事をしに足尾の街の方へ
途中あるのは間籐発電所跡
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堆砂のせいで川底がせり上がって発電所建屋の基礎まで洗われる状態
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それもこれも亜硫酸ガス垂れ流しではげ山になってしまった上流域の土砂流出のせいでしょう。
足尾線廃線跡の一風景
人道橋をオーバーパスする為に上路プレートガーダーから下路プレートガーダーになるところ
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街の方で昼食は次の記事へ

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