[DAW]Windows10でM-Audio Delta TDIFは動くのか

うちのDTM/DAW環境ですが
MIDIインターフェイスとして8in8outのroland UM-880
オーディオインターフェイスとしてM-Audio Deta TDIF
そしてTDIF接続でTASCAMのTM-D1000デジタルミキサーをI/Oとして利用してます。
32bit192kHz全盛の昨今、16bit48kHzまでしか対応できない環境ですが、そこまで求めてないので今更環境変えるのも面倒くさいの一言のまま、ずるずると来てます。
さて、M-AudioのDelta TDIFですが、コントローラはICEnhance(後にVIAに買収)のEnvy24です。
Envy24シリーズは
Envy24 VT1712 (ICE1712) 10IN/10OUT
Envy24HT VT1724 4IN/8OUT
Envy24HT-S VT1721 2IN/8OUT
Envy24MT VT1720 2IN/2OUT
等各種でてました。
Envy24MTはSE-90PCI、Envy24HTはSE-200PCI等のONNKYO製PCIサウンドカードなどで採用されてました。
DeltaTDIFですが、Envy24で10IN10OUT対応ですが、TDIFは8IN/8OUTしか対応してないので、残り2ch分はRCA端子で別分岐されてます。
またコントローラレベルでは24bit192kHz対応ですが、TDIFは残念かな48kHzまでです。
基板見る限りではVT1712を通ってからXILINXのFPGAを通ってTDIF信号に変換されている模様。
さてこのDeltaTDIF、Windows10で動くのか?
Envy24系でWindows10対応かどうかを調べると、VIAはもうドライバ作る気は無さそうですし、各種サウンドボード等では先述のONKYOもVIAがドライバを出さないと動きようが無いような状態。
SE-200PCI、SE-150PCI、SE-90PCI等はWindows10でバグってダメという情報が溢れてましたが、Envy24無印コントローラの動作情報はどこにも無く、M-Audioのユーザー掲示板等では、動くかもしれないレベルの情報しかない状態。
あとはもう突っ込んでみるしか無いってことで、現行のWindows7から10にアップグレードをかけてみました。
結果・・・!
問題なく全チャンネルイン・アウトできた模様
2016-05-15 (4).png
SONAR X1でマルチアウトさせてみたらちゃんと8ch全部同時に出てみました。
当たっているドライバはDelta Series Driver 6_0_8です。
M-AudioのダウンロードサイトではDeltaTDIFの項目を選ぶと古いドライバしか選べませんが、Delta1010のドライバと共通ですので、そちらを選ぶとDelta Series Driver 6_0_8が出てくるはずです。
なおUM-880についてはroland公式にはサポート打ち切られてますが、非公式にドライバ署名を無効化することでドライバを当てることができますので、ググって頂ければ方法が出てます。
クリーンインストールではどうなるか分かりませんが、とりあえず音が鳴ってくれただけでも良しとしましょう。

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