榛○高原ユースホステル


(02/11/13追加)
位置が解らないところがあるので間取り図なんてものを作ってみました。(青い矢印は撮影ポイントです。)
別窓が開きます。



YH
湖畔にたたずむYHの入り口です。
YH
裏手です。
よく見ると、全体がブロックで建てられているのがわかります。

ランドリーです。
大きさからして普通の衣類を洗うくらいの用途で使っていたと思われます。
シーツ類は専門の業者さんへ委託でしょうか。

建物全体の給湯をまかなっていたと思われるボイラー

YHの受付部屋の部屋の壁です。


上の写真の左側に受付窓口があります。

受付窓口の扉から出ると、入り口の扉と広間がありました。

上記写真のステージ状になっているあたりから受付側を撮影。

非常口の看板が床に落ちていました。

受付窓口の部屋の右側です。
黒い扉の奥が調理室になっています。
扉の隣の戸から配膳していたのでしょうか。

受付窓口前から女子棟入り口を撮影。


調理室の中です。
換気扇のダクトが床に脱落していました。
年季の入ったガスコンロが3台、炊飯器が1台設置されています。

反対側の収納には、使っていたと思われる皿やお椀等の食器が積まれています。

冷蔵庫もありましたが、レストランなどにある大規模なものではなく、一般家庭にあるような小規模な冷蔵庫でした。

食器等を洗っていた水槽です。
食器棚にはフライパン?が1個かけたままになっています。

配膳していたと思われる窓と、出入り口の戸です。

調理室の前から各部屋へのびる廊下です。
(部屋は中央の広間から左右にのびる形で配置されており、女子棟と反対側の棟になりますが、男子棟とは書いていませんでした。おそらく男女混合だったと思われます。)

男子トイレと男風呂の戸。

男風呂の脱衣所です。

浴槽などはしっかりと残っていましたが、カランが取り外されています。

壁面にはきれいな赤富士が描かれていました。

男子トイレです。

ご多分に漏れず、トイレもしっかりと撮影しないと(笑)

廃墟系ではトイレが使用禁止になっているところ、多くありません?

掃除用具入れのところのはずなのですが、大量の湯たんぽが・・・

奥まで続く廊下です。

その廊下から各部屋にはいると、一部屋に2段ベッドが4つ、8人が宿泊できるようになっています。

各ベッド毎のモノ入れの棚です。

光を失った火災報知器。

各部屋の間取り図です。

収納の扉にあるラクガキです。

思い出の一コマとして長く残っていくことでしょう。







突き当たりでL字型に曲がっており、その先の扉です。

L字型の手前側にある扉です。

上記二つの扉を開けると一つの部屋に出ました。

構造的に、元々二つの部屋であったのを、壁を払い一部屋にしたと思われます。

この壁も元々は2段ベッドがあったのでしょう。

片隅に毛布と布団が畳まれています。

4つ上の4号部屋の扉の下にあった消化器。

ここから女子棟です。

脱衣所に有ったと思われるカゴと照明。

女風呂と女子トイレです。

トイレ横にある洗面台

女子風呂の脱衣所です。

女風呂では、窓枠の周りに絵が描いてありました。
(薄暗い時に見ると不気味な絵でした・・・。)

男風呂に比べてかびくさかったです。。。

男子風呂はカランがなかったのですが、こちらはちゃんと残っていました。

女子トイレその1
(扉には洋式)

女子トイレその2
(扉には和式)


どうも和洋ひっくり返っているようです・・・。

ご多分に漏れず使用禁止

女子トイレも男子トイレと同じく、掃除用具入れに湯たんぽがありました。

女子棟入ってすぐ管理人室があります。

管理人室にある配電盤と火災報知器の制御器

ふすまの戸がありません。

壁面には色鉛筆で書かれたと思われるラクガキがありますが、書いている絵が幼稚園くらいの子が書いたような絵でした。

管理人室前から女子棟入り口の扉を撮影。

リアルで営業してたら、けっこう厳重そうです・・・(笑)

扉を開けて女子棟へ。

女子棟の各部屋も、反対側の棟と同じ構造のようです。

ただ、ベッドや棚などが淡いピンク色で塗装されていました。

最後に掃除をしていたのでしょうか・・・?

収納棚も反対側の棟と一緒です。

ベッドの壁面にかかれたラクガキです。

甘酸っぱい恋心・・・(;´Д`)

布団や毛布は一応畳まれています。

一度洗濯をして虫干しすればまだまだ使えそうです。
(同伴した方が虫に食われてましたが・・・)

女子棟も、廊下の奥がL字型になっていました。

上二つの写真が廊下突き当たりの部屋で、左の写真がL型に曲がった先の部屋です。

畳の上に何か黒いモノが転がっているので近寄ってみると・・・

羽根蟻が大量に死んでいました・・・。

照明のパネルと、何に使っていたかわからない金具がベッドに・・・

女子棟の廊下を突き当たりから撮影。

YH母屋はこれで終わりです。

YHの建物の裏手に管理人が住んでいたと思われる建物があります。

ツタが玄関の照明にまでのびています。

8畳二間の2LDKでしょうか。

こちらは台所の横にあったので、ダイニング・・・?

東京電力も律儀です・・・。


台所のボイラーにはガワがはずされて床に・・・

障子戸がはずされて壁に立てかけられていました。

脱衣所・洗面所でしょうか。
左に扉があり、お勝手口に。
右側の扉は風呂の戸です。

ガス湯沸かしのついた風呂釜。

居間でしょうか。
ポスターが落ちています。

奥の部屋から上記の部屋を撮影。

雨漏りして居るみたいで、畳が腐食しています。

一番奥の部屋です。

障子が破れていて、補強に使っていたと思われる紙が・・・

なんかヘン!?

何か書いてあります。

何が書いてあるかというと・・・




Webページでも作成していたのでしょうか・・・?
沢蟹などの名前が見受けられます。

障子紙ではなく、普通の印刷用紙です。



1996年のポスターです。

観光月間とのこと・・・。

管理人棟はこれで終わりです。

YHの受付窓口前の広間下です。

物置かなと思って取ったのですが、全面畳敷きです。。。

YHの入り口横にちょっと開けた場所がありました。

おそらく当時は草もなく、ちょっとした広場だったのでしょう。

奥の方には鉄棒やブランコがありました。



このYH、近くの売店の方に伺ったのですが、5年くらい前に営業をやめてしまったとのことです。
全体がブロックでできていたので、湿気などは感じませんでしたし、全体がかび臭かったと言うこともありませんでした。
ただ、ブロックの壁が傾いていたり、ひび割れていたりした箇所があるので、劣化が進んでいるのかもしれません。
休館中なのかもしれませんし、完全に営業停止しているのかもわかりません。
しかし、若者が集うYHだけに、ここで過ごしたことのある方々も多いかもしれません。


[戻る]